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2010年11月13日 (土)

上海の臨時雇用に関するケアについて

上海万博は先月末に終え、従事して来たスタッフを対象に
人的資源社会保障部門が合同就職説明会を開催するそうだ。
十数回にわたる説明会では1万を超えるポストが紹介される見込みで、
万博イベントスタッフにはグラフィックデザイン、万博ホテルスタッフには
ホテルのフロント、万博来場者対応スタッフにはコールセンターなど、
万博で経験を生かしたポストが用意される。
説明会で職が見つからなかったスタッフに対しても関連部門が追跡指導を
行い、出来るだけ多くの就職の機会を提供することになっている。

中国の雇用情勢も非常にシビアであるのも現実だ。
具体的なデータが示されていないので分からないが
農村部を含めた中国の本当の失業率は14%であるとか、
17.4%で失業者数は2億2,300万人であるといった各種の
数字が提起されているが、実態は不明。
しかしながら、上述したように中国の就職戦線は極めて深刻で、就職希望者は
厳しい競争に晒されている。
人的コネクションを持つ人だけが就職で優位に立ち、一般の庶民は就職も
ままならない、需給ギャプが生まれている。

一方、日本の雇用情勢も深刻である。
先の中国ほどの失業率の高さは無いものの、人口ピラミッドが示すバランスに反して
若年層の就業環境が厳しい。
今春の大学卒業者約54万1,000人のうち就職したのは
約39万9,000人で就職率は60.8%(「学校基本調査」8月速報値)で
前年より7.6ポイント低下しており、48年の調査開始以来最大の下げ幅である。
社会を支えや国の経済指標として注視する失業率も重要ではあるが
将来の担い手となる若者の就業環境がシビアな状況にあるのも問題。

規模は違えど、国内最大イベントに従事したスタッフに対する今回の中国の処置は
イベントを通じ、独自スキルを見に付けて⇒その技術を活かせる企業に紹介する。
強制力の違いもあれど、日本で再来し始めた就職氷河期に対して
新たなヒントになりはしないかと、考えてみたい。



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