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2011年3月26日 (土)

上海の意外な!?風景 【結婚事情について】

3月某日、用事があって上海の中心に位置する
人民公園の中を歩いた。
この公園は租界時代には競馬場として賑っていたそうで
当時は「上海走馬庁」と呼ばれていたらしい。
その為、敷地も広く14万平方メートルの大きさで
中にはちょっとしたアトラクション系の乗り物や
国内外の現代美術を扱う「上海当代芸術館(MOCA)」などもあって
休日には多くの市民が憩いの場として利用している。

そこの一角にこの人だかり
              ↓
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なんと、これ全部。結婚相手の紹介、募集情報なのだ。
中国では「一人っ子政策」後に生まれた世代達が、
結婚適齢期に入っているが、日本と同様に晩婚化が進んでいる。

上海市民政局の発表によると2010年の上海市のおける
結婚に関するデータとして
男性の初婚年齢は28.83歳(09年比0.33歳UP)、
女性が26.51歳(09年比0.31歳UP)で
ジワ、ジワと晩婚化が進んでいる。
再婚も含めた婚姻登記者全体の平均年齢では
男性が32.45歳、女性が29.77歳。
婚姻登記数は12万8,000組(09年比14.33%減)とのこと。
結婚しない若者が増えている感じなのです。

中国では圧倒的に一人息子や一人娘ばかりなので、
子供に対する教育やら、なにやらと子供に懸ける期待値が
異常に高いとよく聞く。
結婚相手に関しても、こうして親が一生懸命に相手を探したり、
条件交渉すると云う話しも一人っ子政策の産物?なのだろうか。
そう云えば、結婚を前提に付き合っていたカップルがマンション購入に
関した名義?で双方の親同士が揉めてしまい「破談」なんて話しも
あったぐらい。
親の熱意をヒシヒシと感じる。

日本人の想像する「結婚」と色々な違いもあります。
例えば中国の戸籍には種類があって、大きくは「都市籍」と「農民籍」に
大別される。
上海市民は「上海籍」で、多くの地方出身者は先のいずれかになる。
受けられる社会保障や年金などの制度も変わりますが、
例えば「上海籍」と「都市籍」や「上海籍」と「農民籍」の結婚は
ほとんどあり得ないのが実情のよう。
「都市籍」と「農民籍」もまず無いそうだ。
基本は「上海籍」同士、「都市籍」同士、「農民籍」同士になる。
日本人の我々からすると理解し難い話しだが、
恋愛以前にこの壁が大きく立ちはだかるのが「中国」なのだ。

最近は、地方の若い女性が都会で結婚していまうケースもあるようで
地方の「農民籍」を持った高齢独身男性が
増えていると云う情報も耳にする。

一見、日本と同じような問題を抱えているように見えるが
内包する問題は全く異なるのが、この国の特徴。
さて、慣れていくのでしょうか?

そろそろ日本が恋しくなり始めたかな?





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