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2012年5月26日 (土)

夏のセール商戦について

今、日本では夏のセ-ルの開始時期について関心が集まっている。
以前より年々早まる夏セールについて「早すぎる」との
指摘が業界内でも上がっていた。
消費者からも「正価で買う気が失せる」が48%、「乱発している」が18%、
「開始時期が早い」と思う人が10%など。
全体の75%の人が否定的な意見を持っていると、昨年Elasticが実施した
アンケートによる結果だった。
業界も、何より消費者からも余り歓迎されていないなら。。。
と云う事だろう、セール時期の見直しが始まる。
先陣は三越伊勢丹とルミネ。
この2社で年間5,000億円以上売るので業界に与えたインパクトは大きい。
三越伊勢丹は7/13~、ルミネは7/12~、高島屋が紳士、婦人を7/13~、
京王百貨店も7/13~本格展開する。
阪急、阪神、大丸、松坂屋、そごう西武といった他の百貨店は検討中とのこと。
逆に従来の時期通りセールを開始するのは丸井が首都圏で7/5~、
パルコは7月第一週からと、全体で足並みは揃わない。

「セール時期」の話しになるとよく持ち出されるのがフランスの「ソールド」。
フランスでは年2回の全国的なセールの開始時期を一律に決めてしまう法律。
開催期間も5週間と定められている。
あくまで自由経済を尊重させる立場から業界の活況に応じて
各ブティック単位で2週間のセールや在庫調整のための割引は行なって良いことに
なっているそうだ。
中国では以前このブログでも取り上げたように、日本のようなイベント色は未だ薄く
割引セールの乱発から年中行事化しているような雰囲気さえ感じる。
(主にローカル系が中心)
当然、業態によってELP(Everyday Low Price略)を
基本にしている店は例外だが。
過去ログ:「日本VS上海 セールについて考えてみる!」はこちらから
         ↓
http://shanghai-cocobay.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/vs-4ebd.html

あくまで「消費者の利益を優先する」立場と「行き過ぎ」を是正する力と
今、日本のセール商戦は調整段階に入り始めたと思います。
営業時間もそう、限りなくお休み返上で長時間営業するお店から
閉店時間を早めにする動きも一部では始まる。

忘れてならないのは、小売はプロパー消化が原則なわけで
早すぎるセール商戦は「消費者の気持ちを裏切る!」ことになって
いないだろうか。

消費者の利益云々より重要だと思う。


そして今日、久々に上海です。
「暑いだろう。。」と覚悟してましたがそんなに暑さを感じません。
来週1週間の滞在を予定してます。

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