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2012年5月14日 (月)

中国専門チェーンストアの売上効率について

先週、繊研新聞に中国上場大手アパレルの
2011年決算数字が載っていました。

1位:鄂尔多斯(e er duo si) 13,632
2位:雅戈尔(ya ge er) 11,539
3位:美邦服饰(mei bang fu shi) 9,945
4位:森马(sen ma) 7,761
5位:波司登(bo si deng) 2,739
6位:杉杉(sha sha) 3,002
7位:七匹狼(qi pi lang) 2,921
8位:利郎(li lang) 2,708
9位:九牧王(jiu mu wang) 2,257
10位:报喜鸟(bao xi niao) 2,028

単位は百万元、5位の波司登は半期の売上金額なので2,739でも
上記の順位にランクしています。

全体的にの伸び率が9.6%と鈍化した(10年度は27%増)とのこと。
主な原因として挙げられているのは、欧州危機に関係した
輸出向けの売上減を指摘している。

もう一つ私が注目したいのは、ローカルチェーン店の
売上効率の低さを挙げたい。
3位の美邦服饰、このブログでもよく登場するMetersBonweは
期末店舗数が4,793店舗で1店舗当りに換算すると年間売上は約2,500万円。
4位の森马で4,000店舗超なので約2,400万円と云ったところ。
グローバル展開の得意なH&Mと比較すると
2011年度の売上高は1兆2,630億円の2,472店舗なので
国際平均が1店舗=5億1,000万円。
ちなみに日本国内のH&Mは1店舗=11億円で世界一高効率と云われる所以で
H&M中国では1店舗=4億6,000万円と国際平均を割り込む。

ではこれも中国市場の特性なのか?と云うと
その一面も含め、
ローカルチェーンの商品管理(売上/在庫)精度が粗いと感じる。
繊研新聞でも指摘の通り、商品在庫金額が高い。
MetersBonweで2500百万元(売上高比で25%)、
先のH&Mで1,586億円(売上高比12.5%)

中国では人件費や家賃比率等、日本と大きく異なるので
日本の指標での比較、検討出来ない=効率という切り口において
数字だけの判断では危険だということである。


そう感じた誌面でした。

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コメント

初めまして。ブロガーの両国さくらと申します。

時々中国にも出かけております。

北京のレポートを書いていて、イソベ社長のブログを見つけました。

ちょうど書きたいと思っていた内容をわかりやすくまとめて下さっていたので、リンクを貼らせて頂きました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

両国さくらさん、初めまして。
リンクも有難うございます。
北京の玉府井百貨店に行かれたのですね。

お恥ずかしながら当方、
未だ首都「北京」に上陸したことがございません。
北京リポート、参考にさせていただきました。

有難うございました。


ISOBE社長、お返事ありがとうございます。
北京、いいところですので、ぜひお出かけください!
これからもISOBE社長のレポートを楽しみにしておりますね。

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