ファッションが果たす役割について
昔からよく「名は体を表す」といって。
人や物についた名は、その本質を良く言い表わしたものと云われています。
私は、そこで「身なりは人なり」と、感じる事がしばしばございまして
今日は、私の「身なりは人なり」を、
感じたエピソードに少しお付き合いください。
この間、ある民放の番組の中で、
元CAさんが、実家の農家を継いで岡山で桃を生産してました。
そこへ、フードコンサルの方がいらして。
色々とアドバイスしながら、新規開拓のお手伝いなどを経て
天候不良による減産だったにも関わらず、
前年比99%の収入で乗り切れました。
と、番組の内容はこんな感じでメデタシ、メデタシ的でした。
その元CAの女性の方の表情と身なりが、
どんどんと変わっていくのが、観ていて面白かったです。
当然、番組の趣旨と余り関係が無い部分でしょうから、
ファッションアドバイスがあった訳でも、
専門のへアメイクの方による指南があった訳でも無いのです。
女性でしたし、元CAさんという潜在的なリテラシーが
備わっていたのでしょうが、
最初に登場した時と、最期の売上報告していた時とは
まるで変わってしまっていました。
最後の登場時なんて、ピンクのセーターに
首元スカーフでしたからね。笑
本当にステキな女性に大変身してました!
外部コンサルが入って、
首都圏の高級フルーツ店の店頭で
試食案内したり、外部接触を経験する事によって、
その女性自身に自信が芽生え始めたのでしょう。

こんな話も思い出しました。
米国でしたかね、。
貧困層の女性向けに就活スーツを無料レンタルして、
就職支援する活動があるようです。
「衿を正す」じゃありませんが、
そうした支援によって就職率もアップして
社会貢献に寄与しているケースもあるようです。
昔、制服規制が厳しく定められた学生時分には、
「服の乱れは、生活の乱れ」なんて言われ、注意されたのを想い出しました。苦笑
ファッションが果たす心理的なプラス面について、
語られる事ってあまり無いかもしれませんが、
私は、多いに有ると信じています。
少しずつでも、ファッションが与える心理的な効果や成功事例など
期を見ながら紹介していきたいと思います。