「OTO」について
少し変わったEVENTが有って気になりました。
人の五感は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚とある中で8割以上は視覚から得られる情報の中で生活していますが、この「音」=聴覚から得られる情報は1割程度と云われています。
「音」は陶酔や高揚感、集中やリフレッシュ等、様々な効果が有りそうですね。
実際、お店のBGMの存在はどの程度、意識してますか?
記憶に残ってますか?
やはり、私たちは聴覚より視覚情報に影響されているようです。
しかし、米国スーパーマーケットではこんな事例も報告されています。
それは店内を、音ナシ、速いテンポの曲、遅いテンポの曲と3種類のパターンで試してみたところ。店内のお客の歩行速度とBGMは関係している様で、テンポが速いと歩行速度も上がった。当然、お店の売上げも影響して、遅いテンポの曲の方が速いテンポの時と比べ38%も多く消費したらしい。
そして最近は「イヤホン盆踊り」「サイレント盆踊り」とも、あだ名される盆踊りまであります。盆踊りのお囃子や祭りのざわめきを「騒音」だと捉える人や小学校の運動会や体育館での部活動、除夜の鐘までにクレームを寄せる人が居る。
ホント日本人は随分と、この「音」について敏感に反応する様になったものです。
大きな音から小さな音まで。「音」の単位はデシベルで表されますが、私たちの周りは沢山の「音」に囲まれています。
昔は、フルボリュームで音楽を聞いてストレス発散なんて頃も有りましたが、
今の時代じゃあ、無理ですね。
この「音」も、また時代と供に、感じ方や付き合い方が変わってくるのでしょう。
皆さんも、たまには耳を澄まして色んな「音」を意識してみては。
新しい発見が見つかるかもしれません。
それは、また。