2017年10月14日 (土)

「OTO」について

少し変わったEVENTが有って気になりました。


サカナクション山口一郎が"音の無い新曲"公開、一夜限りのアートイベントがパビリオンで開催
https://www.fashionsnap.com/news/2017-10-10/meetart/

人の五感は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚とある中で8割以上は視覚から得られる情報の中で生活していますが、この「音」=聴覚から得られる情報は1割程度と云われています。

「音」は陶酔や高揚感、集中やリフレッシュ等、様々な効果が有りそうですね。

実際、お店のBGMの存在はどの程度、意識してますか?

記憶に残ってますか?

やはり、私たちは聴覚より視覚情報に影響されているようです。

しかし、米国スーパーマーケットではこんな事例も報告されています。

それは店内を、音ナシ、速いテンポの曲、遅いテンポの曲と3種類のパターンで試してみたところ。店内のお客の歩行速度とBGMは関係している様で、テンポが速いと歩行速度も上がった。当然、お店の売上げも影響して、遅いテンポの曲の方が速いテンポの時と比べ38%も多く消費したらしい。

そして最近は「イヤホン盆踊り」「サイレント盆踊り」とも、あだ名される盆踊りまであります。盆踊りのお囃子や祭りのざわめきを「騒音」だと捉える人や小学校の運動会や体育館での部活動、除夜の鐘までにクレームを寄せる人が居る。

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ホント日本人は随分と、この「音」について敏感に反応する様になったものです。

大きな音から小さな音まで。「音」の単位はデシベルで表されますが、私たちの周りは沢山の「音」に囲まれています。

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昔は、フルボリュームで音楽を聞いてストレス発散なんて頃も有りましたが、

今の時代じゃあ、無理ですね。

この「音」も、また時代と供に、感じ方や付き合い方が変わってくるのでしょう。

皆さんも、たまには耳を澄まして色んな「音」を意識してみては。

新しい発見が見つかるかもしれません。

それは、また。